世界は弱者に寛容な措置を施すことがあるが
そのことが、弱者に著しい優位性をもたらし、立場を逆転させてしまうことすらある。
日本の高度成長期、バブル期もそれにあたるのではないかと感じている。
日本人はそれが、世界の未来像であり、さらに躍進、発展するものと
錯覚したのが不幸の始まりであるといえるのではないか。
先進国は、新興国をうまく活用していたはずが、コントロールし切れずに
自分達の首を絞める結果となったのが、現在の金融無策と映る。
そもそも当時から続いている金融システムは(日本の年金システムみたいに)
元々おかしな仕組みであることは分かっているのだが、多数の蟻たちは、
少数の象たちに逆らうことができず、そのまま現在へと続いているという認識が
正しいのかもしれない。
どう考えても世の中の富は、最終的に中央銀行に集約される仕組みなのだ。
中央銀行が、担保を元にお金を貸し出すとすれば、世の中に散らばる富を根拠に
お金を流すことに他ならない。その富に金利を乗せた額を将来、返済しなければならない。
極論すれば、ゆくゆくは世の中に散らばる富が全部、中央銀行に吸い取られてしまう仕組みなのだ。
それを手を変え、品を変え、先延ばししているに過ぎない。
そのことが、弱者に著しい優位性をもたらし、立場を逆転させてしまうことすらある。
日本の高度成長期、バブル期もそれにあたるのではないかと感じている。
日本人はそれが、世界の未来像であり、さらに躍進、発展するものと
錯覚したのが不幸の始まりであるといえるのではないか。
先進国は、新興国をうまく活用していたはずが、コントロールし切れずに
自分達の首を絞める結果となったのが、現在の金融無策と映る。
そもそも当時から続いている金融システムは(日本の年金システムみたいに)
元々おかしな仕組みであることは分かっているのだが、多数の蟻たちは、
少数の象たちに逆らうことができず、そのまま現在へと続いているという認識が
正しいのかもしれない。
どう考えても世の中の富は、最終的に中央銀行に集約される仕組みなのだ。
中央銀行が、担保を元にお金を貸し出すとすれば、世の中に散らばる富を根拠に
お金を流すことに他ならない。その富に金利を乗せた額を将来、返済しなければならない。
極論すれば、ゆくゆくは世の中に散らばる富が全部、中央銀行に吸い取られてしまう仕組みなのだ。
それを手を変え、品を変え、先延ばししているに過ぎない。